プラセンタとは?
巷で人気のプラセンタ。
英語で「胎盤」という意味です。
胎盤は胎児とへその緒でつながり、胎盤を通じて母体から十分な酸素と栄養を摂取します。
へその緒の中には血管が走っていて、栄養や酸素は母体の血液から胎盤を通って胎児の血液へ、胎児の老廃物は胎盤を通って母体の血液中に捨てられます。
胎盤は肝臓や肺などまだ十分に機能できない胎児の臓器の代わりに、呼吸やタンパク質の合成、有害物の解毒、ホルモンの分泌、排泄など、すべての働きを行う重要な組織なのです。
また、母体側になにか異常が起きると、胎盤は障壁の役目を果たし胎児を守ります。
胎児の成長と共に、胎盤も胎児の成長を助けながら大きくなっていき、出産時には重さ500gほどです。
胎盤は出産によってその役目を終えると、後産として体外に排出されることになります。
すべての役目を終え、もうなんの役にも立たないと思われる胎盤ですが、実は、体外に排出されてもなお、栄養素の宝庫なのです。
この胎盤から抽出されたプラセンタエキスが、さまざまな症状に大きな効果をもたらすとして人気なのです。
プラセンタの成分
胎盤には、母体が胎児を育てるための5,000種類もの生理活性物質や酵素エキスが蓄えられています。
ひとつの生命を育み守るために必要とされる、あらゆる成分を含んでいるのです。
代表的な栄養成分としてあげられるのは、成長に欠かせないビタミン類やミネラル類をはじめとし、アミノ酸、糖質、脂質・脂肪酸、タンパク質、活性ペプチド、核酸、ムコ多糖体、酸素などです。
プラセンタの要素としては、ウラシル、アデニン、トレオニン、アルギニン、プロリン、グアニン、チミン、シトシン、グルタミン酸、アミノ酢酸、アミノ酸リジン、アラニン、アスパラギン酸、ロイシン、バリン、セリン、チロシン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、シスチン、メチオニン、ヒスチジン、ミネラル、ナトリウム、リン、鉄などがあげられます。
胎児は母体の中でものすごいスピードで細胞分裂を起こし成長していきますが、プラセンタには、それにおいても大切な役目をもっています。
ただ栄養成分が備わっているだけでなく、細胞分裂をうまくコントロールする成分までもが備わっていることが明らかになっています。
これは成長因子またはグロースファクタと呼ばれ、非常に強力なパワーを持っています。
プラセンタの歴史は古い
プラセンタは、現代では、より高品質な原料から、より高度な技術によって高濃度で抽出されるため、格段に高品質となっています。
昔はもちろん、そこまで高度な技術があったわけではないので、高品質なプラセンタが手に入ったわけではありませんが、それでも古くは紀元前から多くの人に愛用されていました。
秦の始皇帝は胎盤を不老長寿の薬として使用していたといわれており、以来、歴代の皇帝が同様に使用するようになったという話です。
世界三大美女として有名な楊貴妃やクレオパトラをはじめ、マリーアントワネットなどもまた、美容のために愛用していたことが知られています。
さらに、漢方薬として多くの薬に配合され、唐の時代には、「人胞(じんぽう)」や「胞衣(なえ)」と呼ばれ、医学書に記されています。
のちの明の時代の薬物書「本草綱目」では、プラセンタは「紫河車」という名で記されています。
現代のプラセンタ療法の始まりとなるのは、1930年代に胎盤を直接皮膚の中に埋め込む胎盤埋没療法が行われるようになったことでしょう。
高い効果を発揮したことから、胎盤からプラセンタエキスを抽出し使用するということにつながっていったわけです。
プラセンタの計り知れない効果
受精卵から10ヶ月で立派な赤ん坊へと成長させるための必要な栄養素をすべて含む胎盤から抽出したプラセンタエキス。
それだけの栄養素を含むわけですから、当然さまざまな効果が期待できます。
現在、もっとも知られている効果は美容に関したものですが、一昔前は美容というよりも肝臓の治療薬として使われていました。
肝障害の改善に適した薬品として、厚生省からも正式に認可されています。
プラセンタがどうして肝障害の改善に適しているかというと、細胞や臓器を再生する作用のある肝細胞増殖因子が含まれているためです。
もちろん現在でも、B型肝炎やC型肝炎、アルコール性肝炎などに大きな効果があるとされ、利用されています。
また、皮膚の新陳代謝の促進作用や美白作用、保湿作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用、細胞分裂活性化作用などがあるために、肌がキレイになるのはもちろん若返り効果も大きく期待できるわけです。
さらに、皮膚細胞の分裂が促進される作用から、メラニン色素が排出され、シミが薄くなる効果やシワが浅くなる効果なども期待できます。
精神的に安定させる作用があることも分かっており、プラセンタがもたらす効果というものは計り知れません。
プラセンタが広範囲に効果を発揮する理由(わけ)
なぜ、プラセンタは美容や健康、精神面などの広範囲に用いられ効果を発揮するのでしょうか。
昨今は、技術も進化してプラセンタの有効成分を安全に抽出することが可能となりました。
研究も次々に行われ、さまざまな効果や機能が科学的に実証されています。
現在までの研究では、プラセンタには単なる栄養成分のみならず、細胞の分裂を適切にコントロールする成分が含まれていることが分かっています。
これを成長因子とか細胞増殖因子といいますが、この成分は、もともとは胎児が母体の子宮の中で驚異的な成長を確実に行うために必要とされるものです。
細胞分裂が必要な細胞の表面には受容体(レセプタ)と呼ばれる鍵穴のようなものが現れます。
成長因子は、その鍵穴から細胞にアクセスし、細胞に対して細胞分裂が適切に行われるのに必要な情報を伝達するのです。
その情報を受け取ることで細胞は分裂し、新しい細胞を作り出します。
その結果、古くなって弱った細胞やダメージを受けた細胞から新しい細胞を作り出す手助けを行うことができるのです。
さらに、血流や情報伝達物質、ホルモンバランスなどの改善効果などが総合的に重なって、美容から精神的な症状にまで効果をもたらすのです。
プラセンタは「プロ・プラセンタ」がおすすめです。



